GOLDEN RING
その言葉の響きだけで…
心を鷲掴みにされます。
(私だけでしょうか?)
モスクワ北東にある
12~13世紀に栄えた古都群。
どの都市にも世界遺産があるような…
素晴らしいエリアです。
その中で、今回は「ヤロスラヴリ」をご紹介します。
モスクワからは鉄道、バスで4~5時間の距離です。
確かに…ロシアの距離感で言ったら「近い」かもしれません。
11世紀初めにキエフのヤロスラフ賢公が要塞を築いたことが始まり。
人々を屈服させるために、信仰の対象だった熊を殺したそうです。
(何も悪いことしていないのに…可哀想な熊さん)
今では、熊はヤロスラヴリの紋章になっています!
ヤロスラヴリ歴史地区は2005年に文化遺産として登録されました。
しかし、黄金の環最大の工業都市という顔もあります。
2つの顔をもつ面白い街だといえるでしょう。
見どころは、なんといってもスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院。
12世紀創設の要塞型修道院です。
鐘楼に登れば、素晴らしいパノラマも見られます。
そして、修道院の敷地の中には…「熊のマーシャ」がいます!
ちゃんと生きていますよ~!良かった。
かつて信仰の対象だった熊を、今も大事にしているんですね。
その他、預言者イリヤー教会も有名です。
冬の夕暮れ時に明かりがついた建物の姿は本当に美しいです。
実生活の様子が描かれたフレスコ画も必見です。
こんな素敵な世界遺産の街で、お正月を過ごしてみませんか?
黄金の環で迎えるお正月5日間