ロシアのユダヤ人州都である
ビロビジャンという
小さな町があります。
町自体は数時間で歩いて回れるほど
とっても小さな町なのですが、
ロシア・ヨーロッパとは
少し違った一面と出会えます。
市内中心部のレーニン通りには
博物館が併設された、ユダヤ教教会であるシナゴーグ、
隣接してユダヤ人協会があります。
このシナゴーグでは、
ユダヤ教に関することやイディッシュ語の古い資料が展示がされ、
ユダヤ人協会では、地元のユダヤ人を
交流することもできます。
そもそも、この町の歴史は
スターリン時代、ビロビジャン計画により、
土地を持つことが許されなかったユダヤ人を
この地に住まわせたのがきっかけ。
しかし、インフラも何もないこの土地へ
入植したはいいものの、
最終的には、都市部へ戻る者、
イスラエル移住計画でこの土地を離れる者が多く
現在、ビロビジャンのユダヤ人人口は5%を満たないとか。
ビロビジャンへはハバロフスクから
気軽に日帰りで訪れる事が出来ます。
列車で2~3時間ほどでアクセスできるため、
シベリア鉄道での日帰り小旅行地としても人気。
ビロビジャンへは
オプショナルツアーもありますので
ハバロフスクを観光する際に、
寄り道してみるのもいかがでしょう?
ハバロフスク3日間