ニュースを見て、耳にするという方も
多いのではないでしょうか?
今話題の世界水泳の開催地がこの
モスクワから東へ800km、
ヴォルガ川のほとりに位置する
カザンです。
2018年、ロシアワールドカップの
開催地の一つでもあります。
筆者はなんだか、
先日、ソユーズの打ち上げがされた
カザフスタンと混同してしまうことがありますが
れっきとしたロシアの地方都市です。
カザンは一言で言うと、
イスラム教と正教会が混じったエキゾチックな町。
タタール文化の中心地です。
そのため、カザンの人口の半分はタタール人。
ロシア人よりタタール人が多いようです。
この都市の見所といえば、
世界遺産にも登録されている、カザン・クレムリン。
クレムリン内には、まず
水色のたまねぎ屋根が美しい、ロシア正教の生神女福音大聖堂。
城壁と同じ白亜のスパスカヤ塔。
そして同じクレムリン内に
イスラム教建築のクル=シャーリフ・モスクがあります。
ヨーロッパ最大級のモスクで、
白く美しいクレムリンと見事な調和を見せてくれます。
こんな近くに、キリスト教の教会とイスラム教もモスクが
平和的に共存しているだなんて、なんだか不思議な気分ですね!
気になる方は、ぜひ、訪れてみては?
カザンへは、モスクワから飛行機でアクセスするのが一般的ですが、
たまにはのんびりと、雄大なヴォルガ川を船で下ってみるのも、素敵な時間かも!
ヴォルガ川クルーズ13日間
モスクワ・サンクトペテルブルク8日間