皆さんはシベリア鉄道というと何を思い浮かべますか？
どこまでも続く広大なシベリアの大地と、白銀の世界でしょうか？
筆者はペテルブルクーモスクワ間をよく往復しただけですが、思い出すのは以外に寝心地のよい寝台と、真冬でもむせ返るような熱い車内に、同乗したロシア人が食べる黒パン、にしんの酢漬けとビールの匂いでしょうか。
実際、たとえ1等車であっても、列車で移動するのは３日が限度と皆さん言われます。
普通のシベリア鉄道にはシャワーがないといった衛生面での問題もありますし、最初はうっとりするような車窓の景色も、３日もたてば飽きてしまうからです。
でも、もし列車に清潔なシャワーどころかバスタブがついていて、一流レストランのような食堂車があり、ゆったりできるラウンジやバーまであり、美味しい紅茶やコーヒーが飲み放題、お茶の時間にはロシアンケーキが出る・・というなら、話は違いますよね・・？
しかもその列車で北極圏まで行き、オーロラが見られるとしたら？
今回ご紹介するのはそんな夢のような列車のツアーです。
旅は超豪華列車らしく、帝政ロシアの首都、街中が美術館のような美しいサンクトペテルブルクから始まります。
サンクトペテルブルクでは知らない人はない、超一流ホテル・ヨーロッパに２泊したあと、いよいよ豪華列車、ゴールデンイーグル号に乗車。
ウェルカムディナーではシャンパン、キャビア、選りすぐりのワインを楽しみます。
翌日は車内でゆったり。
お茶の時間には焼きたてのロシアンケーキを食べながら、この列車専属の天文学者から、オーロラについてのお話を聞きます。
列車はロシア国境を越え、北極圏へ。
ノルウェーのキルケネスへと向かいます・・。
ここからどんな冒険がはじまるかは、ツアーの詳細をご覧ください。
オーロラが見たい方も、冬のロシアを訪れたい方も、釣りやスノーモービルやハスキー犬が好きな方まで、素晴らしい思い出になること間違いなし！
超豪華列車の旅
"青の都"サマルカンド
