日本語ガイド付き！バイカル湖の自然
アイスハンティングと犬ぞり６日間

スケールの大きさに驚く！世界で最も透明度が高い「バイカル湖」

地元の人が海と呼ぶ「バイカル湖」は想像を絶する大きさです。日本最大の琵琶湖の約46倍、世界の淡水の20％にもなります。冬にはこの大きな湖の表層が1m以上の氷に覆われるのかと思うと、自然の力の凄さに圧倒されます。透明度が世界一で「シベリアの真珠」といわれています。今から3000万年前に大地の裂け目にできた湖は特異な生態系をはぐくみました。現在認定されているだけでも固有種は1500種以上に及びます。車が通れるほどの厚さの氷の下にそんなにも多くの生き物が生息しています。長い冬が終わるのを今か今かと待っているのです。

氷が織りなす素晴らしい景色！「アイスハンティング」しよう

バイカル湖が凍っている期間は3か月ほどあります。しかし、美しい氷を見ようと思ったら、時間はほんのわずか3週間程度しかありません。写真にあるような氷を見るためにはオリホン島に行く必要があります。イルクーツクからオリホン島に行く途中に川のような部分があり、そこが車が通れるほど完全に凍っていないと島に行くことができないからです（夏は船で渡ることができます）。オリホン島に行っても、天気が悪ければ、あのクリスタルグラスのような美しいブルーを見ることはできません。オーロラと同じで自然が作り出す奇跡のようなものです。だからこそ通常では考えられないような素晴らしい景色の価値があるのです。

シベリアンハスキーの故郷？リストビヤンカで「犬ぞり」体験

バイカル湖付近のタイガ（針葉樹林の森）の中を約30分程度、10kmの距離を犬ぞりで駆け抜けます。本場の（？）可愛いシベリアンハスキーに出会えます。バイカル湖の氷の上を走るためには準備に6～8時間かかってしまい、犬たちも非常に疲れてしまいます。コンパクトな体験となりますが、ぜひ湖だけではなく、ロシアのタイガもお楽しみください。冬の森は真っ白で、白樺や針葉樹林が織りなす景色も美しいです。