夏旅・連休！ウラジオストク・ハバロフスク
シベリア鉄道とダーチャ体験４日間

ノスタルジアを感じる港町「ウラジオストク」

シベリアの玄関口「ウラジオストク」は旅情溢れる港町です。また、はるかモスクワまで続くシベリア鉄道の起点でもあります。元々は「東方を征服せよ」というロシア語が名前の由来ですが、現在ロシアが観光拠点として最も力を入れている都市の一つです。人口約63万人。新潟市、秋田市、函館市と姉妹都市になっています。坂道が多く海風が強い強いので冬は厳しい環境です。軍港のイメージが強く、軍にまつわる観光スポットも多くありますが、実は野生動物も多く存在しています。近郊には絶滅危惧種のアムールヒョウやアムールトラの保護区もあります。食べるものがなくなると山からトラが下りてくることも。街中に現れることはありませんのでご安心ください。

極東のパリと謳われる洗練された町「ハバロフスク」

アムール川河畔にある極東ロシアの中心地です。17世紀に探検家エロフェイ・ハバロフにちなんで命名されました。メインストリートのアムールスキー通りは、まさにヨーロッパの雰囲気が漂います。最近はオシャレなカフェやレストランが増えました。シベリアの中で最も洗練された都市と言えるかもしれません。人口約58万人。新潟市と姉妹都市です。日本とも関係が深く、日本人抑留者のための平和慰霊公苑もあります。アムール川は世界8位の全長と世界10位の流域面積を誇る大河です。岸壁に立つとその広大さに圧倒されるでしょう。

憧れの「シベリア鉄道」もコンパクトに体験できる

いつか乗ってみたい憧れの「シベリア鉄道」。ウラジオストクからモスクワまでの9,289kmを制覇するにはノンストップで一週間かかります。そんな世界最長の鉄道をほんの少し感じてみませんか。少しといっても766km、東京～青森よりも長い道のりです。4名1室のコンパートメントはノスタルジアを感じずにはいられません。長い時間、ぼんやり車窓を眺めたり、読書をしたり、思い思いのお時間をお過ごしください。時間に追われない時間の流れがどれだけ贅沢なものか気付かされるでしょう。

本場のロシア料理に舌鼓！話題のレストラン体験も

日本にも数々の美味しいロシア料理レストランがありますが、本場で食べるロシア料理はやはり違います。ビーツの赤紫色がしっかり出たボルシチや可愛らしいピロシキ、ウクライナ料理ですがキエフ風カツレツなども楽しめます。朝食には定番のブリヌィ（ロシア風クレープ）をどうぞ。太陽のように黄色く真ん丸に焼くことがポイントです。ウラジオストクへ行く旅行者の間で話題の北朝鮮レストランも体験できます。ウラジオストクの夕食はロシアの伝統舞踊も楽しめますよ。

ロシア人が大好きな「ダーチャ」で学ぶロシア料理

自然が大好きなロシア人は、都市部の住居の他に郊外に菜園付き別荘「ダーチャ」を所有している人が多いです。週末や長い休暇になるといそいそとダーチャに向かいます。菜園で育てた無農薬の野菜を収穫して、お母さん自慢の家庭料理を作ります。子供たちは庭で走り回り、猫や犬と一緒に遊びます。自然の中で家族でのんびりと時間を過ごして、リフレッシュします。そんなダーチャにお邪魔して、自慢のロシア料理を教えてもらいましょう。何が出てくるかは当日のお楽しみ！市場での買い出しも地元の雰囲気が感じられて面白いですよ。※写真はイメージです。