
ウラジオストク~モスクワを結ぶ『ロシア号』の1等寝台個室(2人部屋)。ベッドの下が荷物置き場。
エカテリンベルグから乗車した『ウラル号』の1等寝台個室(2人部屋)。テーブルの上にはミネラルウォータやチョコレートが用意されていた。
モスクワから乗車したパリ行の1等寝台個室(2人部屋)。個室が少なくなった分、足の置場とテーブルが広がった。テーブルの上には急須とカップそしてルーム・キー(写真には写っていない)が置かれていた。
パリ行の1等寝台個室(2人部屋)のテーブル下にあるコンセント(1人1個)とゴミ箱(2人で共用)。
『ロシア号』の1等寝台個室ではソファの頭受けを回転させて持ち上げるとスリッパ(左上写真)とタオル(左下写真)が現れる。パリ行の1等寝台個室ではソファの背もたれを倒してベットにするとスリッパ(網ポケット内)とタオルが現れる(上写真)。
『ロシア号』のトイレ。バイオ式タンクの採用で、いつでも使える。但し、トイレットペーパーは便器に流さず、右のゴミ箱に捨てる。今も、洗面所はトイレの中にしかないため、朝は混む時がある。なお、通路上部にトイレ2室とも使用中の場合は、表示が出る。
パリ行1等寝台車の車端にあるトイレ2室の内、車端寄りのトイレにシャワー室があり。使わなかったので、使用料は分からない。右写真がシャワー室上部、右下写真がシャワー室下部とトイレの洗面台。
トイレ用のバイオ式タンクは上写真の車輪の右側に見える物と思われる。下写真の車輪の右側に3基見える物はバイオ式タンクではないと思う。なお、バイオ式タンクは全ての客車に設置されている訳ではないようだが、『ロシア号』は2等寝台車でもバイオ式タンクが設置され、いつでも使えるようです。
観光列車のトイレタンクは出入口の階段の奥に隠れている。
『ロシア号』食堂車のコース料理でサラダ(食べ終わって写っていない)、スープ、牛のグリルにライス付きで別にパンも。 そしてビール。
車掌にお願いして借りる耐熱ガラスのカップと食堂車で購入したビール。
左はロシア号の時刻表。通路に1箇所掲示されて、文字が小さく老眼鏡に虫眼鏡を使って読むか、スマホで撮って拡大して読むことになる。虫眼鏡では一度に地名と時刻を読むことは難しく、時差も考える必要があり、解読は大変。
右はウラル号の時刻表で、停車駅が少ないので、行間が少し空いて、文字も少し大きいようで読みやすい。
『ウラル号』が到着したモスクワ・カザン駅(上の写真)とパリ行列車が発車したモスクワ・ベラルーシ駅(右写真)はホームが高く、乗り降りが楽であった。但し、パリ行客車はロシア国内の客車より断面が小さいため、出入口に渡し板が設置してある。
イルクーツク近くのバイカル湖岸のシベリア鉄道旧線(盲腸線)を走る観光列車の蒸気機関車の運転台で記念写真。旅行に行くまでは、観光列車は突然運転取りやめになることがあると聞かされていただけに、うれしさは言い表せない。特に、観光列車はディーゼル機関車が牽引すると考えていたので、私は蒸気機関車で大満足。
バイカル湖岸のシベリア鉄道旧線(盲腸線)を走る観光列車の走行風景。日本語ガイドの助言で、この写真が撮れただけでもこの旅行の大きな成果。蒸気機関車2台が背中合わせで連結し、客車はたった1両。この区間の終端駅に向きを変える転車台がないために、蒸気機関車を背中合わせで連結していると思われる。※追加説明;この被写体の列車は私が載っている列車で、旧線の全ての駅に停車する訳ではないのですが、日本語ガイド嬢が、駅間距離700mの二駅に連続して停車し、後の駅には少し長く停車するので、列車の走行風景を撮影した後、歩いても列車に間に合うと教えてくれました。彼女がいなければ、この走行写真は撮影できませんでした。
観光列車の車内の様子。
バイカル湖の名物オームリの燻製。皮を取って食べる。『地球の歩き方』では観光列車では禁酒とあったが、日本語ガイドがお酒も大丈夫とのことで、ビールを購入。
※追加説明;観光会社によって蒸気機関車の場合もあれば、ディーゼル機関車の場合もあるようです。従って単なる想像ですが、『地球の歩き方』ではディーゼル機関車が引く列車が載っていましたので、その観光会社の場合は、禁酒なのかもしれません。
エカテリンベルグのホテルは体育館に併設で、ホテルへは体育館入口から入るのかと思って検査を受けたら、『日露弓道親善』の会場に案内された。来賓席には日本サッカー協会名誉総裁の高円宮久子妃がいらっしゃいました。
モスクワの鉄道博物館の入り口。入場料は350ルーブル或いは300ルーブルだった。
日本対セネガルの試合があったエカテリンブルクの街の様子。
(宿泊したホテルの窓からで、広がっているのは川だが、せき止められているのかここでは幅が広い)
エカテリンブルクはモスクワから東に1,400kmで、シベリア鉄道の重要な駅がある。
エカテリンブルクはかつては重工業都市で外国人の立ち入りが禁止されていたが、今は万国博覧会開催にも立候補して、ウラル地方の政治、文化、工業の中心で外国人も自由に入ることができる。
北緯56度51分で夏は昼が長く、夜9時でも明るい。
スタジアムのゲートを入ったところ。
ゲートでは厳重なボディチェックと手荷物検査が行われている。
食べ物と飲み物は持ち込み禁止で、中ではスポンサー企業(マクドナルド、バドワイザー、コカコーラ等)が店を出している。
右のブルーシートで覆われているところは仮設の客席。
スタジアム1階で日本人サポーターが集まっている客席。私は3階席。
この人たちは、試合中ずっと太鼓を鳴らしたり、応援の歌を歌っていたためか、両脇の階段に黄緑の上着を着た監視員(ボランティア?)が並んだ。
選手が並び、国歌斉唱の前の場面。
私の席からは左の写真しか取れないが、セネガル国旗と同様に、左側には下の写真のように大きな日の丸がある。
試合後半の1場面。
この時は得点に至らず。
つい試合を見ることに気がいって、撮影がおろそかに。
試合終了後、選手がサポーターに挨拶。
Staff Comment
掲載まで長らくお時間をいただいてしまい、申し訳ございませんでした。
シベリア鉄道の詳細な情報、本当に助かります。
貴重な情報をありがとうございます!
それにしても、シベリア鉄道、Wカップ、バイカル湖岸鉄道だけではなく…
「日露弓道親善」まで、もうこれ以上ないくらいロシアを満喫されましたね。
ワールドカップに関しては、チケットのことなど心配な部分もありましたが…
全く問題なく、現地でもトラブルもなく、ロシアの底力を感じました。
日本にとっても新たな思い出に残る大会になりましたよね。
オームリ懐かしいです…車両内が匂いで満ち満ちたのを思い出します。
食事もいろいろお試しになられたようで、羨ましいです。
今度はサンクトぺテルブルクにもぜひ行ってみてくださいね。
参考旅程
参考旅行代金 お一人様あたり(航空券代を除く料金です)
¥449,200JPY
【2018年6月1名様】ウラジオストクからベルリンへ シベリア鉄道とワールドカップの旅15日間 |
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2018-06-15 (金) |
![]() 空港で日本語ガイドがお出迎えいたします。 送迎の際に、ツアーについて簡単なご説明をいたします。 ※ご不明な点があれば、この時に確認してください。 (日本語ガイドは、ホテル到着までとなります) 朝食:✕ 昼食:✕ 夕食:✕ |
ウラジオストク 泊
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2018-06-16 (土) |
![]() 極東の港町を自由にお楽しみください。 <主な見どころ> ※鷲の巣展望台 ※黄金橋 ※潜水艦C-56博物館 ※ウラジオストク要塞博物館 ※水族館 ※ポクロフスキー聖堂 ※ルースキー島 ホテルから駅へご案内します。 19:10 シベリア鉄道001号(1等)に乗車。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-17 (日) |
![]() 朝食:✕ 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-18 (月) |
![]() 朝食:✕ 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-19 (火) |
![]() 専用車にて駅からホテルまでお送りします。 シベリアのパリと謳われる町をお楽しみください。 <主な見どころ> ※ヴォルコンスキーの家 ※トルベツコイの家 ※スパスカヤ教会 ※バガヤヴリェーンスキー聖堂 ※ズナメンスキー女子修道院 ※クレストヴォズドヴィジェンスカヤ教会 ※130クバルタール 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
イルクーツク 泊
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2018-06-20 (水) |
![]() ※バイカル湖岸鉄道の来年のスケジュールが未定です。 この日にあれば入れることは可能です。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
リストビヤンカ 泊
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2018-06-21 (木) |
![]() オプショナルツアー(別料金)もございます。 ご希望の場合は、ご出発前までにお知らせください。 OP:市内観光 OP:教会巡りツアー ホテルから駅へご案内します。 16:14 シベリア鉄道001号(1等)に乗車。 ※この列車は2等(4名1室・相部屋)しかございません。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-22 (金) |
![]() 朝食:✕ 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-23 (土) |
![]() 13:36 エカテリンブルクに到着。 |
エカテリンブルク 泊
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2018-06-24 (日) |
![]() サッカーの試合会場までご自身で移動してください。 ※観戦チケットはお客様ご自身でご用意ください。 ※チケット保持者は公共交通が無料で使用できます。 日本対セネガルの試合をお楽しみください。 試合会場からホテルまでご自身で移動してください。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
エカテリンブルク 泊
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2018-06-25 (月) |
![]() 10:12 シベリア鉄道015号(1等)に乗車。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-26 (火) |
![]() 出発までフリータイム。 ※火曜日はロシア国鉄の博物館がお休みです。 お客様ご自身で駅まで移動してください。 20:00 寝台車(1等)にてモスクワを出発。 朝食:✕ 昼食:✕ 夕食:✕ |
列車内 泊
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2018-06-27 (水) |
![]() お客様ご自身でホテルまで移動してください。 ※ホテルは中央駅の真ん前です。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |
ベルリン 泊
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2018-06-28 (木) |
![]() ベルリンを出発。 朝食:〇 昼食:✕ 夕食:✕ |