フィンランド・ロシア弾丸旅行!


さて、ヘルシンキ中央駅から5年前に開通した高速列車アレグロ号に乗ってサンクトペテルブルグへ!
殆ど停車せず、ロシアへの入国審査も車内ですべて行われるので座って必要書類さえ書けばおしまいです。
3時間半で到着なのですが、国境を列車で通過するのはなかなか味わえない体験でした。




実はロシア語は挨拶以外全く出来ず、使えるのは英語だけ。それなのに完全にツアーに頼らない個人旅行だったのでハプニングばかりでした。
着いてすぐにホテル最寄の駅まで行こうとメトロのプロシチャーチ・レニナからA.ネフスコヴォまで大きなバゲージと一緒に移動しようとしたら、駅の地上口にトークン(あちらの切符的なもの)の自販機が見当たらず、窓口のおばちゃんから買うことに。案の定英語が通じず、後ろに長い列を作りながらも何とかジェスチャーで切り抜けました。怖かった~笑
何とかたどり着いたホテルからはチャイコフスキーやドストエフスキーが埋葬されているチフヴィン墓地と町目抜き通りであるネフスキー大通りが。いい眺めでした。



翌日は開館時間ぴったりに血の上の救世主教会へ。
近くの公園には小学校の子どもたちが遠足に来ていました。寒いのに元気なことです。




もともとロシア皇帝ニコライ2世の暗殺がきっかけで建てられたということもあって、内装は聖書の中でも悲劇性の高い場面がモザイク画で表現されているそうです。




中はとんでもない迫力でした。



この教会の定番写真スポットに、すぐ横を流れるグリボエードフ運河にかかる橋から撮る、というものがあるのですが、やっぱり晴れた日か夜のライトアップされた状態のどちらかの方が映えますね。

お次に訪れたのはウサギ島ことペトロパヴロフスク要塞。サンクトペテルブルグ発祥の地とも言われています。
歴代ツアーリたちが眠る聖堂へ。





サンクトの歴史建造物のいいところは天井の装飾が綺麗なところだと思います。旅行中首が痛くなるくらい上を見上げていました。
と、上を見上げていたら墓守なのか猫が我が物顔で巡回していました。ほっこり。



この日はネヴァ川沿いを歩いていたので風が強く、日露戦争時代からの生き残り・アヴローラを観て、ボルシチを食べてホテルに退散しました。



 

市内のレストラン・ゴゴーリ(Gogol)で。英語も通じるのでおススメです。
次の日はすこし晴れ間も出てきて、この町の最大の名所・エルミタージュ博物館へ。



以前同じくエルミタージュに訪れたことのある友達からは足を止めてじっくり観て回ると3日あっても足りない、といわれていたので極力止めずに見て歩いたんですが、それでもほぼ半日もって行かれる収蔵量。実はルーヴルより大きいんじゃないだろうか。




ロシアの美術・彫刻などだけではなく、フランス、オランダなどヨーロッパ圏の美術品も元宮殿の建物と相まって美しく展示されています。
この写真だけでは伝わらないと思うので、興味がある方は是非実地へ行ってみてください!

3泊の短い旅程ではありましたが、日本にいては絶対に伝わってこないロシアの魅力にちょっとだけ触れることができました。

もっと日本からもロシアに行く人が増えることを願ってます!


Staff Comment
 





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ロシアエクスプレス
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