⊛シャンタル諸島


2月~3月にかけて北海道では流氷が見られます。流氷の下にはクリオネがいることもあり、北海道に流氷を見に行く人も年々増加しています。実はこの流氷、ロシアのシャンタル諸島から流れ着いたものなのです。

シャンタル諸島はオホーツク海西部にあるハバロフスク地方ロシア領の諸島です。大小約15の島で構成され、現在人は済んでおらず、手つかずの大自然の中で多様な生物層が見られ、陸海空の貴重な動物類が共存しています。シャンタル諸島内では、「シャンタル諸島国立公園」が2013年に制定され、国内初の鯨類保護区となる「マガダン州海洋生物保護区」も設立されました。

シマフクロウやシロハヤブサ、ナベコウ、エトピリカなどの鳥や、ヒグマやアカギツネ、カリブーやトナカイ、カワウソなどの動物も、人間を恐れる事なく頻繁に海岸に寄ってきます。 シャンタル諸島でロシアの大自然を肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

Anna








ロシアエクスプレス
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