このレストランは、イゴールメドヴェージェフ医師が目の不自由な人が働ける環境と雇用機会を増やすこと、目の不自由な人の世界を体験してもらうことをコンセプトとしてオープンしました。レストランの利益は目に病気を持つ人や視覚障がい者のために寄付されています。
このレストランには4つのホールがあります。この中の1つは明かりのないホールになっています。最初にあかりのある部屋で5つのメニューからで料理を選びます。5つのメニューは色で分類されていて、赤メニューは肉料理、青は魚料理、黄色は日本料理で、白は盛り合わせ料理のメニューとなっています。注文後、貴重品を預け、ウェイターと暗いホールに向かいます。
このレストランで完全な暗闇に2時間くらい滞在すると、全く違う世界にいるように感じます。電気がついていないことで嗅覚や聴覚や触覚や味覚が通常よりも鋭くなると言われています。お客さんはジョークを言ったり、大きな声で話したりして初対面でも楽しく話してしまうという不思議な空間を体験してみてはいかがですか？
Anna
トレチャコフ美術館で出会うロシア美術の傑作
