タタールスタン共和国☆カザン


モスクワから800kmほど東に位置するタタールスタン共和国。
元々はブルガール人の国でしたが、18世紀の頭にロシア帝国に併合されました。
現在もロシアに22ある共和国のうちの一つとして存在しています。
公用語はタタール語ですが、ほとんどの人がロシア語も話すことができます。

タタールスタン共和国の首都であるカザンには、世界遺産であるカザン・クレムリンがあります。
ここのスパスカヤ塔はモスクワのものとは異なり、真っ白でとても美しい景観をしています。


このクレムリンの面白いところは、同じ敷地内にキリスト教会とイスラムモスクが存在するところです。
このクル=シャーリフ=モスクは2015年に作られた新しいものですが、その美しい色合いとデザイン性で、今やカザンのランドマークとなっています。




「ここからは左手にロシア正教会、正面にソ連時代の星マーク、右手にモスクが見えます。どんな人も受け入れることのできるタタールを表しています。」と現地のガイドさんが言っていました。とても素敵な1枚ですね。












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