ロシアの雪だるまのあれこれ


雪が降ると日本では雪だるまをつくりますよね。日本の雪だるまは2段ですが、ロシアは3段の雪だるまが作られます。ロシア語では雪だるまのことをスニェガヴィークснеговикといいます。日本では2段の雪だるまが作られますが、ロシアに限らず海外では3段のスノーマンが作られます。なぜこのような違いがあるのか気になったことはありませんか?

日本の雪だるまの起源は江戸時代までさかのぼるのではないかと言われています。しかし江戸時代に描かれている雪だるまは2段の雪だるまではなく、だるまの形をしています。この時代の雪だるまは縁起物として考えられ、だるまの形をしていることから「雪だるま」と言う名前になったと考えられています。近年はバケツを頭にかぶせたりしますが、それは海外のスノーマンの影響もあるのではと言われています。対してロシアを含めた海外ではだるまという概念がないため、スノーマンと言う名前が付いています。上から頭、胴、足となっており、日本の雪だるまよりも人に近い存在です。

ロシアでは雪が積もると子供たちがスニェガヴィークをつくって楽しみます。様々なスニェガヴィークがあるようですが、ロシアでは人参の鼻をつけるのが一般的なのだそうですよ。ロシアのスニェガヴィークと日本の雪だるまを造り比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪









ロシアエクスプレス
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