"青の都"サマルカンド


 ウズベキスタン、首都タシケントから
飛行機で1時間ほどの地点にある
シルクロードの青の都、サマルカンド

その美しさから、
”イスラーム世界の宝石”とも
呼ばれています。

紀元前4世紀の時点で
アレクサンドロス大王が
美しいと語った町であり、
13世紀にチンギス・ハーンによって
破壊された後、ティムールにより復興が行われ
600年たった今も、再びその美しさを目にすることができます。

長い歴史を持つシルクロードの町、サマルカンドには
歴史ある宗教建築がいたるところに建ち並びます。

今回は、その中でも特に美しい
建造物をご紹介いたします。

サマルカンドのシンボル、レギスタン広場に立つ
3つのメドレセです。

1つ目は、レギスタン広場の左手に位置する
青い星がモチーフのウルグベク・メドレセ。
青と金のタイルを用いたとても精巧なデザイン。
この青い星のモチーフは、
ウルグベク・ベドレセで教壇に立った
天文学者ウルグベクの趣向が表れているそう。

2つ目は、中央に位置する、ティラカリ・メドレセ
ぜひ内部の礼拝所の天井を見てほしい。
金箔をふんだんに使われた、幾何学模様の
息をのむほど、美しい天井。
深い青と眩いほどの金との調和が美しい。

3つ目は、右手に位置する、シェルドル・メドレセ。
ウルグベク・メドレセに模して建てられました。
しかし、内部にはイスラームのタブーが!
本来、偶像崇拝にあたるため描かれることのない
人や動物が描かれています。

ここまでで、観光名所の一部を紹介してきましたが
ティムール一族が眠る、アミール・ティムール廟。
中央アジア最大級のモスク、ビビハニム・モスク。
シャーヒズィンダ(生ける王)廟群と呼ばれる巡礼地、と
まだまだ見どころはたくさん!

シャーヒズィンダ廟群の建物も
鮮やかな青が美しい。

サマルカンドの宗教建築はどれも、
青いタイルの美しい建築となっています。

”青い都”と呼ばれるの、納得の町です。

美しいメドレセやモスクなどをのんびり比べ歩いて
それぞれの特徴や歴史に触れる、有意義なたびになりそうですね。

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