ヤクート民族といえば馬、馬、馬!
馬好きの筆者には非常に興味深い文化ですが、馬アレルギーの方にはあまりおすすめできません。
何しろサハ共和国の首都、ヤクーツクの空港には馬のしっぽが四方八方に垂れ下がっています。(本物です。)
これはヤクート族の伝統的な魔よけのお守りで、至るところ・・レストラン、店、家、オフィス・・に飾ってあるのです。
馬好きといいましたが、筆者は動物愛護家ですので、さすがに馬肉料理があふれているのには閉口しました。
馬は彼らにとって聖なる生き物であり、大切な財産であり、愛すべき友人であり(ちゃんと馬のお墓をつくります)、交通手段であり、生きるために必要な毛皮であり食料であるのです。
ところでこのヤクート馬、サラブレッドよりも小柄で足が短く、ふさふさの毛皮にお腹がぽっこりしていて非常に可愛らしい姿をしています。
とはいえかつては戦闘にあけくれていた勇ましい民族の馬ですから、気性は意外に荒々しいかも・・筆者は手をふれないように注意されました。
みなさんもシベリアの大地で、ヤクート馬とふれあってみませんか?
シベリア鉄道14日間