一週間も楽しめる、タジクの結婚式


長い時間をかけ、いろんな文化や習慣を吸収したタジク人は、それと同時に古くからの自分たちの文化や習慣も守ってきました。特にタジク人の結婚式は世界でも稀にみる長さであり、一週間もかかることがあります。求婚と婚約を行った後、すぐに結婚式の日取りを両者の家族同士で決めます。結婚するまでは、パルチャブッロンといって、花嫁のための服を作る儀式があり、花婿にはサルタロション(髪切り)という儀式があります。それぞれの式には大勢の人が参加し、音楽や踊りとともにご馳走がふるまわれます。結婚式の日には、オシナホルといって、朝花嫁の家族が周りの人をご馳走し、夕方花婿は大勢に食事を出します。その日、夜までパーティーがあります。翌日、花嫁のルビノン(顔見せ)といって、花婿の家族が集まり、花嫁の顔を見せてもらいます。そして花嫁が作った料理をいただき、また音楽と踊りでその日を過ごします。


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