ハバロフスクの二つの教会


日本から一番近いヨーロッパ、ロシア。
最近極東地域のサハリンやウラジオストクへのアクセスが良くなりましたよね。
今回はその極東の中でも日本で知名度がある、ハバロフスクについてです。
モスクワから約8400km、サンクトペテルブルグからは約8900kmと、ロシアの中心地からはかなり遠い町でまた一味違った魅力があります。
日本から直行便で行けば約2時間40分で空港から市街地までは20分程度とアクセスがよく、シーズンである夏に訪れれば短期間での旅行には条件のそろった町と言えるのではないでしょうか。
そして今回ご紹介するのはこの町にある有名な二つの教会です。
2001年に建てられたスパソ プレオブラジェンスキー大聖堂は、栄光広場に面していて地面から祭壇の黄金のポールまでの高さはなんと95m。極東ロシアで最も大きな寺院だそうです。上層ホールには約2000人、下層ホールには約1500人を収容可能で、大聖堂の内部はモスクワの芸術家グループによって描かれた壁画で飾られていて、毎週日曜には敬虔な正教徒がミサに訪れています。

もうひとつがウスペンスキー大聖堂で、こちらは1900年に建てられました。この教会はソ連時代を通じてハバロフスクで活動していた唯一の教会で、十月革命に伴って閉鎖された後、戦争中に再開されて大聖堂となりました。

アムール川に沿って町を散歩しているとこういう建築が見つけることができます。
新緑の気持ちいい時期に行ってみたいですね!







ロシアエクスプレス
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