青空に映える!スモーリヌイ修道院


サンクトペテルブルグのネフスキー大通りからトロリーバスなどで約30分のところに白とスカイブルーのコントラストが映えるスモーリヌイ大聖堂が建っています。

もともとは女帝エリザベータの命で創設された女子教育のための修道院でした。革命直前まで、それまで発展途上だったロシアの女子教育を推進していたいわばお嬢様学校だったのです。
ですがそれもロシア革命で一時中断されることになります。1917年の十月革命でソヴィエト政権が樹立させると、翌1918年に首都機能がモスクワに移転されるまでは革命政府の中枢機能はこの大聖堂にありました。

設計・建築を担当したのはロシアのバロック様式を完成させたイタリア人設計士・ラスレッリ。この大聖堂のほかにもエカテリーナ宮殿やエルミタージュ博物館の前身である冬宮など、今も観光客が殺到する名作を次々と世に送り出しました。


(彼の代表作:ツァールスコエ・セローのエカテリーナ宮殿)

現在は何度かの修理を経て、コンサートホールや最上階は展望台としても使われています。
昨年まで改装工事を行っていたのですが、現在は工事は終了し、一般公開されているようです。


文化芸術を感じる 2大帝都への旅







ロシアエクスプレス
ロシアエクスプレス

  • ロシア
  • サンクトペテルブルグ
  • 大聖堂
  • スーリヌイ大聖堂
  • 修道院