歴代のロシア皇帝が眠るペトロパヴロフスク聖堂


空高く伸びた112mの鐘楼が特徴のペトロパヴロフスク聖堂
スウェーデンとの争いのために建てられたものの、実際には監獄として利用されたペトロパヴロフスク要塞の中央に位置する教会です。

ペトロパヴロフスク聖堂も要塞と同じく18世紀初頭に建設され、今でも町の中心部で最も高い建物です。
尖塔の先には十字架をもつ天使の像が立っています。
教会の内装も大理石の柱や金箔の塑像、クリスタルのシャンデリアなど豪華絢爛です。

このペトロパヴロフスク聖堂は、ピョートル大帝以後の歴代の皇帝が埋葬されている、皇帝一族の墓所となっています。
ピョートル大帝やエカテリーナ2世などロシア史を作り上げてきた人物が、祭壇の両脇に静かに眠っています。
一家そろって暗殺されてしまったロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とその家族も、1998年になってようやく、亡骸がこの教会に埋葬されました。


【ペトロパヴロフスク聖堂 / Petropavlovskiy sobor
住所:Zayachi Island Saint Petersburg
時間:10:00-19:00、土曜10:00-17:45、日曜11:00-19:00
定休日:なし
入場料:250P、学生130P
公式HP:www.spbmuseum.ru

文化芸術を感じる 2大帝都への旅






ロシアエクスプレス
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