ただし、きのこ狩りの際には、必ず食べられるきのこか、そうでないかを区別できる人に同行してもらうようにしましょう。見分け方を親から子へ伝えるのもロシアのひとつの伝統でした。おばあちゃんの知恵ですね。
食欲の秋に…。
2011-10-05
ロシア人の休日の楽しみのひとつと言えば「きのこ狩り」が代表的です。きのこを採れるのは夏から秋の初めころと言われていますが、実際には春から秋の終わりまで、時期によっていろいろな種類のきのこを見つけることができます。郊外へ出かけて行って、 たくさんのきのこを採り、バターでソテーしたり、スープにしたりして、自然の恵みを楽しみます。ロシアのきのこは、日本のとはまた違った、えもいわれぬ風味を醸し出します。また、肉厚で、つるっとしたのどごしもたまりません。食べ切れなかった分は、冬の保存食になります。マリネにしたり、細切りにして乾燥させて、あとでクリームスープや野菜スープに入れると、お肉にも負けないくらいの濃い、おいしいだしがとれます。今ではスーパーで、できあいの缶詰もよく売られるようになりましたが、やはり家庭の味が一番。何よりのご馳走です。
ただし、きのこ狩りの際には、必ず食べられるきのこか、そうでないかを区別できる人に同行してもらうようにしましょう。見分け方を親から子へ伝えるのもロシアのひとつの伝統でした。おばあちゃんの知恵ですね。
ただし、きのこ狩りの際には、必ず食べられるきのこか、そうでないかを区別できる人に同行してもらうようにしましょう。見分け方を親から子へ伝えるのもロシアのひとつの伝統でした。おばあちゃんの知恵ですね。