エカチェリーナ2世・ロシアの女帝、 番外編 エカチェリーナ&とある日本人


鎖国下の江戸時代、エカチェリーナはある日本人と会いました。
大黒屋光太夫という船頭です。

1782年に白子の浦(現在の三重県鈴鹿市)から江戸に向けて出発しますが、暴風に会い、長い漂流の末アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着します。
現地での生活の中、ロシア語を習得した彼はその後、カムチャッカ半島、ヤクーツクなどを経由し、イルクーツクへ。
そこで博物学者のキリル・ラクスマンに出会います。

このキリルの協力を得て、彼らはサンクトペテルブルクへ向かい、そこでエカチェリーナ2世に謁見、帰国の許しを得ます。

漂流から約10年の後、キリルの息子であるアダム・ラクスマンに付き添われ無事、日本の地を踏むことになりました。

こういった大黒屋光太夫の波乱に満ちた生涯は井上靖さんの小説「おろしや国酔夢譚」に描かれています。

エカチェリーナ2世が日本人と会っていたとは驚きですね!
彼女と光太夫が会ったのはツァールスコエ・セロー(エカテリーナ宮殿)。

光太夫も訪れたこの宮殿、覗いてみませんか?

エカテリーナ宮殿を訪れてみましょう!







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