ソチパラリンピックが7日（日本時間8日午前1時）にいよいよ幕開けです。ソチオリンピックで異例なほど世界が注目した話題が同性愛についてでしたので、少しロシアの同性愛事情についてお話しましょう。
ロシア市民の大多数は同性愛に寛容ではない立場をとります。しかし、モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市では大きなゲイコミュニティーが存在すると言われています。モスクワではプライドパレード（セクシュアルマイノリティーによるデモ＆フェスティバル）が開催された年もありましたが、2012年に市が今後の開催を認めないと表明してから公式なものは開催されていません。そのため、ヨーロッパの国々のプライドパレードに参加をするロシア人も少なくありません。ドイツ ベルリンで毎年開催されるヨーロッパで最大級のLGBT（レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称）フェスティバル、クリストファー ストリート デイでもロシア人当事者たちが数多く参加しています。
ベルリンのLGBTパレードに日本から参加するツアーも実はあります！その名も、ベルリンレインボーツアー。レインボーは多様な生き方を尊重するという意味を込めて使われているそうです。
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