ロシアのサンタクロースは青い?マローズ爺さんとチスハーン


皆さんが知っているクリスマスは何日ですか?
そう。12月24日にイブで25日がクリスマスですよね。
ですがロシア正教によって定められたクリスマスは1月7日。なのでほとんどのロシア人は12月25日には何にもしないそうです!

そしてクリスマスといえばサンタクロース。
ロシアにもサンタクロースがいるのですが、私たちのイメージしているサンタクロースとはちょっと違います!

ロシアではサンタクロースはДед Мороз(マローズ爺さん)と呼ばれます。
隣にいるのはトナカイ、ではなくСнегурочка(スネグラーチカ)という雪で作られた孫娘で、モスクワの北西のヴェリーキー・ウースチュクというところに住んでいるそうです。

さて、このサンタさんとは別にシベリア・ヤクーツクに”青い”サンタクロースもいるそうです。
彼の名前はЧисхаан(チスハーン)といい、意味は冬将軍だそう。
地元サハ共和国の伝統衣装を身に纏い、頭に雄牛の立派な角を生やしたなかなかいかついサンタクロースです。
ちなみにプレゼントはくれません!
サンタさんといえばにこやかにプレゼントを配ってくれる子どもたちの人気者、そんなイメージとはまったく違うようです。
このサンタさんの角は、「冬の雄牛」という伝説に沿って、春がだんだんとやってくるとひとつづつ角が抜け落ちていき、11月から3月までヤクーツクの町を賑やかしているそう。

毎年3月最後の日曜には、そんな2人のサンタさん+私たちの知っているフィンランドのサンタさんに会える「極寒祭り」が開催されます!
極寒祭りはオイミャコンの近く、トムトルという村(過去に-72度を記録した、文字通り極寒の地!)で行われます。











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