バイカル湖の伝説


ブリャート共和国に住んでいた頃…
現地の人々が、みんなバイカル湖を「モーレ(海)」と呼んでいました。
海を見ながら育った者としては、ちょっと聞き捨てなりません。

でも、実際に行ってみると…………「海だ~!」
その大きさには本当に圧倒されます。
風のせいか、波立っているし…とても不思議です。

さて、そんなバイカル湖には伝説があります。

父なるバイカル(湖)には…
336の息子(川)とアンガラという一人娘(川)がいました。
父親はとても子供たちから愛されていました。
文句も言わず、父に従い、父親の元に流れていました。

ところが、ある日アンガラはエニセイ(川)を知り、恋に落ちました。
アンガラは思い切ってエニセイのことを父に伝えました。
父親は激怒し、猛反発しました。

アンガラは父親に歯向かったことはありませんでしたが…
これだけはどうしても譲れず、ついに駆け落ちすることにしました。

それを知った父親は行く手を阻もうと、シャーマンの石を投げました。
それでも、アンガラの流れは止められません。

結局、アンガラはエニセイと結ばれ、そのまま大きな川になりましたとさ。

実際に、大きなバイカル湖には幾つもの川が流れ込んできていますが…
唯一、アンガラ川だけが、バイカル湖から流れ出ています。

そんなバイカル湖には多くの神々が宿るといわれています。
あなたも世界レベルのパワースポットに行ってみませんか?
バイカル湖で過ごすお正月6日間








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