ロシアの年末


私たちの住む日本やアメリカなどの”西側”とはなにかと違うロシアの風習。 実はロシアのクリスマスは、馴染み深い12月25日とは違って約2週間遅れ、新年の1月7日なんです。これはロシア人の大多数が信じているロシア正教が古い暦を使っているからだそうなんですが、このため12月25日のクリスマスには目立った行事は行われないそうです。むしろ、ロシア人にとって大事なのは新年を迎えること。ロシア版クリスマスツリーの”ヨールカ”やサンタクロース”マローズじいさん”も、実は新年を迎えるためのものなんです。そんなロシアですが、もし年末年始にモスクワへご旅行をお考えならアクティブな年越し方法をいくつかご紹介します。

1.ボリショイ劇場、グム百貨店前に置かれる巨大ヨールカを見に行こう!
ツリーは市内各所に置かれますが、巨大で見応えがあるのはこの2つかと。ヨールカは旧正月の1月14日ごろまで残され、ツリーには”新年おめでとう!”の言葉が。 

2.歩行者天国の大通りを歩こう!
アルバート通り、ニコリスカヤ通り、ストレシニコフ小路などモスクワ市内にある歩行者天国はイルミネーションに彩られ、甘菓子や土産物のお店が出ています。歩くだけでもわくわくしますね。

3.クレムリン前の赤の広場で!
グム百貨店でお土産を堪能したら、赤の広場へ行こう。セキュリティーを抜けて広場に入ればすごい観衆が集っているはず。毎年数千人が集ってライトアップされたワシリイ大聖堂や大時計、きらびやかなサーカス、どっかんどっかん打ちあがる花火、そして極めつけの「уpa(万歳)!」の大合唱(ちなみに、発音は「ウパ」ではなく「ウラー」です)。真冬の寒さなんて吹き飛びます。

いかがだったでしょうか。モスクワ以外にもサンクトペテルブルグなどの大都市で行われています。
それでは、来年も良い年になりますように。

文化芸術を感じる2大都市への旅







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