ご存知のように”Allegro”とは音楽記号で”急速に”を示すもの。その名の通り、この2都市の間を3時間半で結んでいます。
2011年から運行は始まっていますが、それまでの”シベリウス”号や”レーピン”号が約6時間近くかかっていたのに比べるととても便利に感じてしまいます!
僕はヘルシンキ中央駅からサンクトペテルブルグのフィンランド駅(Finljandski)までを一等車で利用しましたが、車内は日本の新幹線のようでした。
(ヘルシンキ中央駅)
(フィンランド在住のサンタさんは特急で移動していた...?ちょうどクリスマスでした。)
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(アレグロ号です!かっこいい!)
まず列車にはすべてフリーで利用できるWiFiが常備されていて、かなり高速でした。やっぱりビジネスマンたちが利用するからでしょうか。
そして僕が乗っていた一等車では英語・ロシア語・フィンランド語の新聞やコーヒー・夕食のサービスがあり、至れり尽くせりでびっくりしました。2等車を予約した方も列車の3輌目が食堂車になっていて、有料にはなりますがそこでゆっくりご飯を食べられますよ!
2等車は席が殆ど埋まっていましたが、1等車は僕とロシア人とアメリカ人の家族が2組...
(一等車!)
サンクトのプルコヴォ空港は町のはずれにあって、荷物の多い観光客にとって公共バスとメトロの乗り換えをするか、ホテルに頼んでタクシーを依頼しないと移動も大変なので、新しい選択肢として陸路でロシアに入る、というのもいかがでしょう。
怖いと思われがちなロシアの入国審査も電車が走っている最中に行われるので、タイムロスなしに受けることが出来ました。

(タイムスケジュール)
双方向で一日4回運行されているので、フィンランドからサンクトに頑張れば日帰りも...!?
もし乗車なさるときは、eチケットの印刷をお忘れなく!それでは!
文化芸術を感じる2大都市の旅