モスクワには彼の住んでいた書斎兼住居を改造した「マヤコフスキー博物館」があります。
見どころは、彼の怒涛の人生を表すかのようにデザインされた空間です。
彼の残したメモやスケッチが立体的に展示され、鮮やかな色彩も相まって躍動感を感じる作りになっています。
まるでアヴァンギャルド芸術を支えたマヤコフスキーの世界観に足を踏み入れたかのようです!
革命を叫び続けたマヤコフスキーですが、ソヴィエト政権は理想とはますますかけ離れていき、彼は絶望と孤独を深めます。
そして1930年、自宅であったこの建物の一室で、ピストルで自身の命を絶ちました。
最上階のその部屋では、彼の顔をかたどったデスマスクが展示されています。
トゥルヴェルスカヤ通りの凱旋広場には彼の銅像が立っているなど、ロシア芸術に名を刻んだ人物でもあります。
博物館は、書店の奥に入り口があるなど分かりづらい場所にあるのですが、前衛的な空間は一見の価値ありです!
【マヤコフスキー博物館 / The State Museum of VV Mayakovsky】
URL:http://xn--80aedfjnibldycb2bv1r.xn--p1ai/ (ロシア語)
住所:ルビャンスキー横町3/6(ルビャンカ駅下車)
入場料:100P
開館時間:10:00-18:00、木曜13:00-21:00
定休日:水曜日、毎月最終金曜