ワールドカップ・日本戦開催都市紹介②エカテリンブルグ


いよいよ来年にひかえた2018年FIFAワールドカップ
ロシアエクスプレスのブログでは日本代表戦の行われる都市をご紹介しています。
今回は、日本の第2戦目、対セネガル戦が行われるエカテリンブルグです!
ウラジオストクや北京からシベリア鉄道でモスクワを目指す際に立ち寄られる方が多く、ロシアエクスプレスでも数多くのお客様をご案内してきました。近年の発展は著しく、市内中心部はに賑わっておりお買物やお食事にも困ることはないと思います。

エカテリンブルクの夜景✨
ヴィソツキービジネスセンターという52階建てのビルに展望室があり、街の様子を一望できますよ!




そして、エカテリンブルグはロシア有数の重工業都市として知られるほかに、歴史的に大きな意味をもつ都市でもあるんです。

ロシアで約300年もの間政権を握っていたロマノフ家
ここエカテリンブルグはロマノフ家は終焉の地としても知られます。
最後の皇帝であったニコライ2世とその一家が暗殺され、その地に建てられた「血の上の聖堂」は多くの人が訪れる観光地です。
ニコライ2世はちょうど日露戦争のときの皇帝、名前に聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


1613年から約300年もの間続いていたロマノフ王朝でしたが、民衆の不満は19世紀後半頃から既に大きくなっていました。
王朝終焉のきっかけになったのは1917年2月に起こったペトログラード(現サンクトペテルブルグ)のデモ。
これを引き金として各地にデモやストライキが広がり、同年3月2日にニコライ2世は皇帝の座を退き、ロマノフ王朝は幕を閉じました。

1918年4月、ニコライ2世とその家族はエカテリンブルグに送られ、商人イパチエフの2階建ての家に身を寄せましたが、そのわずか3ヵ月後、一家は銃殺されました。

1977年に取り壊されるまではイパチエフ館が残されていましたが、その後2003年、跡地に「血の上の聖堂」が建てられました。
聖堂は1階と2階に分かれていて、1階の祭壇は荘厳なイコノスタス(イコン画の施された聖所の仕切り)で囲われています。
1階ではロマノフ一家にちなんだ特別展が催されることもございます。
ワールドカップでエカテリンブルクを訪れた際には是非足を運んでみてください!

血の上の聖堂(Храм-на-Крови во имя Всех Святых, в Земле Российской просиявших)


【血の上の聖堂】
住所:ul. Tolmacheva, 34 Yekaterinburg Sverdlovsk Oblast
時間:8:00-23:00(1階)
定休日:なし
入場料:無料

エカテリンブルクは2018年FIFAワールドカップ 日本対セネガル戦の開催地にもなっています。
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