宗教の共存するカザンの歴史がわかる!タタールスタン共和国立博物館


ロシア第3の都市であるカザンは、色鮮やかな宗教建築で有名です。
カザンはタタールスタン共和国の首都であり、主要宗教をイスラム教とするタタール人が基幹民族のため、モスクが立ち並びます。

ロシア文化とイスラム文化の共存する独特な雰囲気が特徴ですが、そんなカザンの成り立ちを深く理解できる場所がタタールスタン共和国立博物館です。

外観も美しく、展示内容も充実した博物館です。
1階は先史から中世の歴史に関する展示になっていて、当時の人々の暮らしぶりがうかがえます。
2階は18世紀以降、カザン県設置以降について展示されています。大国ロシアを築いた皇帝の一人、女帝エカテリーナ2世の展示が特に充実しています。
エカテリーナ2世は、カザンにモスクの建設を認め、この地で宗教が平和的に共存するきっかけを作った人物でもあります。

【タタールスタン共和国立博物館 / Natural History of Tatarstan Museum
公式HP:tatmuseum.ru(ロシア語)
住所:ул. Кремлевская, 2, Kazan, Tatarstan
時間:10:00-18:00、木曜は13:00-21:00、金曜は10:00-17:00
定休日:月曜、毎月最終水曜
入館料:100P

広大さを実感する辺境への旅








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