愛され続けるモスクワのサーカス

2018-09-03

ロシアの人々に深く根付いた娯楽、芸術が盛り込まれたエンターテインメントの集大成、サーカス。ソ連崩壊後、国の保護がなくなり危機的な時期もありましたが、若い担い手が増えて現在は元気いっぱいのサーカスとなっています。モスクワには日本で稀な常設館が多く、春から夏には移動サーカスもあります。世界に名だたるサーカスはロシア人の誇りでもあります。今回はモスクワのサーカスの中でも注目すべきサーカス4つを紹介したいと思います。

☆ポリジョイ・モスクワサーカス
世界最大のサーカスで、圧倒されるダイナミックな演技が特徴です。ドーム内の円形ステージで繰り広げられるアクロバットや動物たちとの演技は、これぞサーカスと思わせられます。出し物も多く、何度行っても楽しめます。

英名：Bolshoi Moscow Circus

☆ニクーリンのサーカス
最も愛されたピエロの名を冠するサーカスです。ニクーリンは、ロシアで最も有名で人々に愛されたピエロです。サーカス劇場の楽しいピエロや動物の演技は、大人をも夢中にさせます。

英名：Nikulin State Moscow Circus: 平日11:00～14:00、15:00～19:00
土日祝11:00～12:30、13:30～19:00

☆動物劇場「ドゥーロフおじさんの家」
道化師ドゥーロフの孫が主宰のサーカスです。ドゥーロフは伝説的な道化師で調教師のロシアで有名な人物です。熊やラクダをはじめ、たくさんの動物たちが次々に登場して楽しませるワンダーランドがコンセプトになっています。
英名：Durov Animal Theater
住所：Ulitsa Durova, 4, Moskva, Russia, 129090
営業時間：10.00～19.00

☆ククラチョフの猫劇場
世界に一つだけのサーカス！調教が難しいとされる猫たちが、逆立ちをしたり、平行棒を渡ったり、ピエロと絶妙なコンビで演技を繰り広げます。会場は驚きと笑いに包まれ、連日大盛況となっています。