アルコール度数は1‐2.5%。そのまま飲用する他、トマト、キュウリ、タマネギなどの野菜、ハムやゆで卵を細かく切ったものに、クワスを加えて混ぜたものを冷たいスープとしても食べます。クヴァスは病原菌の生育を抑制し、活力を高めるほか、死んだ細胞や痛んだ細胞を分解、体内から排出させる複数の酸が含まれているため、ロシアでは病院食として出されていたこともあるようです。
夏には街角にクヴァスのタンクが置かれ、道行く人々がここでのどを潤していきます。
空のペットボトルに入れてもらえば、移動の際の水分補給にも便利です。最近はスーパーや売店などでペットボトル入りのものも売られており、季節を問わず手に入るようになりました。
最初はその風味にとまどうかもしれませんが、ひとたび慣れるともうやみつきになること間違いなし!きっと帰国後もロシアの思い出と共にその味を懐かしく思うことでしょう。