ロシアは、カリーニングラードの最も西にあたる部分が東経20度、最も東のチェコト半島の先端、デジネフ岬はなんと西経170度にもなります。要するに、東西に地球のほぼ半分にわたる大きさがあることになります!
通常、経度が15度東へ進むごとに、時間は1時間早くなりますので、単純に考えると、ロシアには12の時間帯があることになりますが、ヨーロッパ地域は2つの時間帯にまとめられており、また東端のあたりで日付変更線が大きく折れ曲がっているので、11の時間を使っています。
モスクワが爽やかな朝を迎える7:00にはハバロフスクはもう昼過ぎの14:00、東端のチェコト半島では既に16:00になっているということになります。
日本との時差
日本とモスクワの時差は6時間で、日本のほうが早く進んでいます。
サマータイム制は廃止された
ロシアには、かつて夏季に1時間時計を早めるサマータイムがありましたが、2011年からそれまでの「夏時間」を標準とする形で、通年同じ時間が用いられるようになりました。
標準時 | 対モスクワ時間 | 時間帯 |
GMT+2 | -1 | カリーニングラード時間 |
GMT+3 | 0 | モスクワ時間 |
GMT+4 | +1 | サマラ時間 |
GMT+5 | +2 | エカテリンブルク時間 |
GMT+6 | +3 | オムスク時間 |
GMT+7 | +4 | クラスノヤルスク時間 |
GMT+8 | +5 | イルクーツク時間 |
GMT+9 | +6 | ヤクーツク時間 |
GMT+10 | +7 | ウラジオストク時間 |
GMT+11 | +8 | スレドネコリムスク時間 |
GMT+12 | +9 | カムチャツカ時間 |