聞きなれない言葉ですね。

これは16世紀に生まれたもので、簡単に言えば「ロシアの家庭訓」です。
ロシア史上最大の暴君と言われるイヴァン雷帝の教師であったシリヴェーストルによって編纂されました。
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(写真はイヴァン雷帝)
家父の書として、19世紀までロシアの社会に大きく影響を与えたものとされています。
内容は…
「夫は妻を折檻してよい」
「子どもを甘やかしてはいけない、肋骨を1本へし折るくらいでないと、大きくなって刃向かってくる」
などといった非常に封建的な内容のものです。
現代社会ではとても考えられないですよね。
イヴァン雷帝の統治していた社会の背景をよく表しているものだと思います。