ロシア由来の日本語


日本の多くの大学の第二外国語でロシア語を学ぶことができるものの、日本人でロシア語を学ぶ人はあまり多くありません。
1960年代までは、共産主義を支持する人々を中心に日本でもロシア文化への関心は比較的高かったのですが、今日本で普通の生活をしている限り、ロシア語ってあまり馴染みのあるものではありませんよね。
理由はやはり 、キリル文字じゃないでしょうか。一見、ローマ字のようでローマ字でない。私達日本人にとっては記号のよう・・・
若い人たちはキリル文字を使って色々な絵文字を作っていますね。
ヽ(●´Д`●)ノ

そんなロシア語ですが、意外とロシア由来の日本語外来語が存在します。 
まず頭に浮かぶのが、

※()ロシア語本来の意味
ツァーリ - царь(皇帝・王)
ペレストロイカ - перестройка(建て直し)


といったロマノフ王朝、ロシア帝国、世界初の社会主義国家「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国」といった変遷をたどった国ならではの言葉。
しかし中にはこんなものも。

アジト - агитпункт(扇動本部)
イクラ - икра(魚卵)
インテリ - интеллигенция(知識人)
セイウチ - сивуч(トド)
ノルマ - норма

イクラを食べるのはお寿司の国の日本人、ヨーロッパ人が食べる魚卵ってキャビアぐらいだと・・・(あくまでイメージです)
だからてっきり日本語だと思っていました!
ロシアでイクラは鮭だけではなく、魚の卵全体にあたります。
勉強になりました。

日本人にとってまだまだ馴染みのないロシアの文化。是非一度訪れて、新たな体験をしてみませんか?

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