ロシアの世界遺産:シュトルーヴェの測地弧


地球の大きさはどれぐらい?と聞かれた場合、インターネットなどで調べればすぐ回答は出てくる便利な世の中ですね。
昔の人はそれを調べるために、多大な苦労、努力、時間を費やしてきました。

この方、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェもその一人。
彼は19世紀初頭から約40年にわたってノルウェーのハンメルフェストから黒海近くのスタラ・ネクラシウカまでの約3000km間で三角点を使っての測量を行ないました。

その結果は地球の大きさを正確に測るものとして大きく貢献したといわれています。
当時使用した三角点は現在は10カ国にも渡り、ロシア、ウクライナなども通り、全て世界遺産に登録されています。

こういった珍しい文化遺産も存在するわけです。







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