この頃には既に何人もの男性と愛人関係を結んでいたエカチェリーナ。
7年戦争(ロシア・フランス・オーストリアなどの連合国対プロイセン・イギリスなど)で戦局優位だったにもかかわらず和約を結んだピョートルに不満を抱いていた近衛連隊やロシア正教会の支持を得て、クーデターを敢行することになりました。
そのとき自らが騎乗し、指揮を執ったとされています。

結局、無血のままクーデターは成功し(ピョートルは幽閉され、その後暗殺される)、同年に戴冠式が行なわれてここに女帝エカチェリーナ2世が即位することとなりました。(続く)
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