黄金の環~ロシアの美しい自然と文化~


モスクワ近郊には、ロシア統一以前・中世の時代に栄えた都がいくつも残っており、それらの輪っかのように並んでいる街をを総称して「黄金の環」といいます。
今回は、その「黄金の環」にはいったいどんな見どころがあるのか、お話ししたいと思います。

「黄金の環」を形づくっている町には、世界遺産指定されている名所・旧跡がたくさんあります。

モスクワの北に位置する町セルギエフ・ポサードでは、至聖三者聖セルギイ大修道院が世界遺産に指定されています。この修道院のはじまりは14世紀にまでさかのぼり、ロシア正教会でも特に重要な聖地として敬われているそうです。セルギエフ・ポサードは、この修道院の門前町なんですね。


修道院の遠景です。


モスクワからみて北東の町・ウラジーミルとスーズダリには、13世紀のモンゴル人の侵入のときにも破壊を免れた建物がいくつか残っており、「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群」として世界遺産に登録されています。
その中でも、ウラジーミルにある生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー大聖堂)は見どころです。
「生神女」は聞きなれないことばですが、これはいわゆる聖母マリアのことで「神さまを生んだ女性」という意味。
この大聖堂は、最も古い部分で1158年に建てられ、増築を重ねてロシア最大規模の大聖堂になりました。
ウラジーミルの市街地にあるので、シベリア鉄道ウラジーミル駅からは徒歩で行ける距離です。


ウスペンスキー大聖堂。

このたびロシアエクスプレスでは、この「黄金の環」の文化遺産をまるごと楽しめるツアーをご用意しております。
穏やかでゆったりとしたロシアの自然と、美しい建築物の見事な調和に、きっとご満足いただけると思います。
詳細はこちらをご覧ください。

黄金の環ツアー








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