トルクメニスタンは中央アジアに位置する国。
シルクロードの豊かな歴史と文化に彩られた国ですが、実は前大統領時代は「独裁国家」とみなされていました。
街中に大統領の肖像や銅像が設置され、国家施設は全て撮影禁止、
2006年には世界で2番目に報道の自由が無い国に認定されていました。(1位は北朝鮮)
今回はそんなトルクメニスタンの、びっくりな政策をいくつかご紹介します。
ちょっとひどいなと思うもの
・首都を除く地方の図書館、病院を閉鎖 -大統領は田舎に対する偏見があったそうです。
・オペラ、バレエなどの上演を禁止 -大統領個人の好みのためだそうです。
・年金廃止 -親の面倒は子供が見ましょう、ということだそうです・・。
・テレビのニュースキャスターの化粧禁止 -これはきびしい!
・インターネットの利用を禁止 -現在では復活しています。
ちょっといいなと思ってしまったもの
・8月の第2日曜日をメロンの日に制定 -大統領の大好物なので。
・口パクで歌うことを禁止 -これも厳しい!
・若者が髭をのばすことを禁止 -「見苦しい」のだそうです。
・若者は長髪も禁止 -同じ理由で・・。
・トルクメニスタン国内では煙草は禁止 -愛煙家の方にはたまったものではないですね!
・金歯を禁止 ・・これは? 贅沢だからだそうです。
・健康のため、閣僚に36km走に参加させた -またまた厳しい!!
現在では、現大統領によってたいていの政策が見直されています。
パルティア帝国など古代からの遺跡が手つかずのまま残り、
人々はカラフルな民族衣装をまとい、
「地獄の門」と呼ばれる、燃え続けるガスクレーターなど、見所満載の美しい国でもあります。
ぜひ、一度は訪れてみてくださいね。
トルクメニスタン6日間
ウズベキスタン5日間