サンクトペテルブルグの食事（その１）

今回はサンクトペテルブルグの手軽な食事の場所を紹介したい。早くしっかりした食事がしたい時には庶民の頼もしい味方の「スタローバヤ」がまずあげられる。「スタローバヤ」は日本語でいう大衆食堂の意味で、ビュッフェスタイルでお盆を持って人の流れに沿ってガラス越しにある食べ物を頼むようになっている。モスクワと比較し、大都市であるにもかかわらずスタローバヤは市内に多くあり、飲み物、スープ、メイン、サラダ全て混みでも安いところでは３〜４００円で食べられてしまう。チェーン店の「スタローバヤ・コペイカ」は中心地にもたくさんあり、安く美味しいものが揃っている。地下鉄ネフスキープロスペクト駅のから徒歩２分のモイカ川沿いの「NO.１コペイカ」と地下鉄ドストエフスカヤ駅の入り口すぐにある店舗は特に中でも種類が豊富で美味しい。２４時間営業なので観光していてあっという間に時間が経ってしまった時にも食べられて便利だ。

同じ道をもう１００メートル程行くともう少し上質なスタローバヤ「フリカデルキ」がある。店内は明るく、緑と木を基調としたモダンな雰囲気カフェエリアもあるのでゆっくりと過ごせる。ロシアではよくブリンと呼ばれるクレープが食べられている。デザート的なブリンの他、お惣菜の具が入ったブリンも人気だ。サンクトでは２大チェーン店「テレモック」と「チャイナヤ・ロージカ」が多く店をだしている。