タジキスタンの料理、食事の文化


タジク人はパン食で、一日に何回もノヌ(タジク語でパンの意味)を食べ、飲み物は昔から変わらずチャイ(タジク語でお茶の意味)を飲んでいます。料理の材料としては肉、地元の新鮮な野菜、脂身、牛乳、味付けは塩が基本です。香り付けでいろいろな植物の葉を使います。タジク人の食事の取りかたとしては、最初の皿と次の皿とは別々で、最初の皿はスープ系が多くなっていて、最後にデザートとして果物や甘いものを食べます。

肉は羊、牛、山羊、鹿と鶏が主ですが、地方により馬、鴨、七面鳥、ウサギ、鶯なども食べられています。宗教的な理由で豚肉は食べることができません。肉は焼いたり揚げたり煮て食べ、伝統的な料理(ピラフ、シャシリク、マンティ、グシュトビリョン(ケバブ)、シュルポ(ショールヴァ)(スープ))などを作るときは絶対に肉を入れます。

また牛乳を使わない家庭はありません。甘いものも作れるし、カティクとチャッカという料理も作れます。朝食でカイマク(生クリーム), ケフィル(ヨーグルト)を食べます。カティクとチャッカはタジクの伝統的な料理で、お客さんがいらっしゃったら是非とも食べてもらいたい料理でもあります。香り付けでは胡椒、にんにく、クミン、ういきょう、パセリ、バジル、ミント、胡麻などを使い、野菜はニンジン、じゃがいも、ねぎ、トマト、ナス、きゅうりなど約1000種類以上の物を食べることができます。果物は、西瓜、メロン、アブリコット、リンゴ、桃、ザクロ、桑の実などがあります。

バザールでの野菜のコーナー                  
 
調味料の山


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