ワールドカップ・日本戦開催都市紹介①ヴォルゴグラード


来る2018年のロシアワールドカップ!12月1日の抽選会の後、日本戦の行われる都市も決まり、現地情報を調べ始めた方も多いのではないでしょうか?
そこで、2018FIFAワールドカップの日本戦が行われる各都市を紹介したいと思います。

▶対ポーランド戦応援ツアー

まずは、日本対ポーランド戦が行われるヴォルゴグラードから。歴史好きな方を中心に、弊社でも観光目的のお客様をご案内することのある都市です。ワールドカップ観戦で訪れる皆様も市内観光を楽しんでくださいね!

モスクワから飛行機で1時間半、電車だと寝台列車で約半日のところに”ヴォルガの町"の名の通り、ヴォルガ川に沿うヴォルゴグラード。もともと交通の要衝だったこの地域を守るために砦が築かれたところから通商の街として栄えはじめ、1925年から1961年まではソビエトの独裁者として有名なスターリンの名を冠して”スターリングラード”と名づけられました。この地域は元々工業都市として栄えていたため、独ソ戦で重要なターゲットとなり、両軍の死闘が半年も続きおびただしい数の死者・負傷者出しました。しかしながら、なんとかドイツの猛攻を防ぎ切り、独ソ戦の転換点となった場所でもあるのです。

大祖国戦争・戦勝70周年を記念して建てられた
コンスタンチン・ロコソフスキー(
Константин  Рокоссовский)の像
スターリングラード攻防戦での活躍、また対独戦勝記念観閲式を指揮したことでも知られる元帥


その後、名前をヴォルゴグラードと改称した後、急速に復興が進み、今では過去の惨事が嘘のようにのどかな町になっています。ロシア国内で市名復活を求める署名活動が行われるなどの動きもあり、スターリングラード攻防戦終結70周年にあたる2013年に、8月23日のスターリングラード攻防戦開始日、2月2日のスターリングラード攻防戦終結日、5月9日のヨーロッパ戦勝記念日、9月2日の対日戦勝記念日、6月22日のバルバロッサ作戦開始日、11月19日のウラヌス作戦開始日などの記念日に限り、町の名前をスターリングラードに戻すことが決まりました。

ヴォルゴグラードの中心部はコンパクトで、大通りにはトラムが走っており、移動も楽です。レーニン大通りからポプラ並木の道を抜けると小銃と手りゅう弾を持った像が小さな池の中に立ち、ここを抜けると戦没者慰霊堂があります。中には英霊の名前がびっしりと書かれ、中央には不滅の火が燃え続けている。毎時55分には中で衛兵の交代式があるので合わせて行きたいところです。町の最大の見所である”ママエフの丘”には巨大な剣を掲げた高さ約80mの「母なる祖国像」が立ち、今はのどかな町並みを見下ろしています。

母なる祖国像・Родина-мать


ヴォルゴグラード市内には他にも市の歴史上、重要な役割を果たした人物の像などが多くあります。
事前に市の歴史など、少しでも調べておくとより一層観光をお楽しみいただけると思います。
コンパクトにまとまった市内中心部は飲食店も十分にあるのですが・・・さすがにワールドカップで訪れる人の数を考えると、どの店かなり混み合うことになるのではないかと思います。また、現地のレストラン情報等も発信していきたいと思います!


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