西シベリアのトゥバ共和国


トゥバ共和国は、モンゴルの北西に接し、ステップと山岳地帯からなる共和国です。国民の70パーセント以上がチュルク系のトゥバ人で、黒髪に黒い瞳をもち、顔立ちも非常に日本人に非常に近いとされています。DNAの比較からバイカル湖周辺の住民(おもにブリヤード人)が日本人に最も近いと言われていますが、トゥバ人の多くはブリヤード人に類似しています。しかし、アジア人の顔立ちなのに白い肌と緑の瞳の人に出会うこともあります。

ほとんどのトゥバ人はチベット仏教(いわゆるラマ教)とシャーマニズムを信奉し、各地に寺院が建立されています。またシャーマンが治療や占いなどで活躍しています。この他ロシア人、アゼルバイジャン人や朝鮮系の人々がこの地に居住しています。

見どころは雄大な山脈とエニセイ川。また石器時代から十数世紀前まで製作された、石人や岩絵群があります。近年、スキタイの王族の墓が発掘され、公開されています。










ロシアエクスプレス
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