⊛タチアナの日


今回は、タチアナの日または学生の日について紹介したいと思います。

1月25日、ロシアでは学生達が冬学期を終了して聖タチアナの日を祝っています。
ロシア語では Татьянин день(Tatyanin den') と言います。

~歴史~
1755年、皇帝エリザベッタがモスクワに大学を創設する命令書に署名しました。
これをうけて首都モスクワでは新しいモスクワ大学の創設の祝日になりました。大学の設立日は教会のタチアナの日と一致していました。そのため、タチアナの日はロシア大学の誕生日(学生の日)となりました。祭典はタチアナ寺院での祈りと、大学での短い式典で始まり、陽気な若者たちはグループで集まって街を歩き回り、歌を歌いました。
ソビエト勢力の圧力をうけて、タチアナの日は一時的に禁止されましたが、1992年に再び祝われるようになりました。そして2005年にロシアの大統領は、学生の日(タチアナの日)の公式祭典創設の命令書に署名しました。
 
現在のタチアナの日には、ロシア国内のいたるところで学生向けのエンターテイメントが開催されます。美術館や映画館、スケートリンクなどは、若者向けの割引を行います。
広場や公園では大規模なフェスティバル、見本市、コンテスト、スノーボールゲーム、そり遊びなどが開催されます。

Anna



 







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