数多くのプレートに囲まれた日本列島は、世界でもっとも地震が発生しやすい地方になっているのです。
それではロシアではどういった事情なのでしょうか?
ロシアでも地震はプレートの交差する山岳地帯で発生する可能性があります。
コーカサス地方、アルタイ山脈、東シベリア、カムチャツカ半島がその代表的な地域。
特に極東地域のサハリン、カムチャツカ半島で多くみられ、1995年に発生したものはサハリンにあるネフテゴルスク村を完全に破壊した規模のものでした。
先に言及しましたが、1952年にカムチャツカ半島発生したM9の地震は津波を伴う非常に強力なものでした。
大規模なものは極東地域に集中しますが、過去には様々地域で起こっていたようですね。
(地図は地震が発生しやすい地域、色が濃いところほど頻度が高い)

ロシアで過去発生した大きい地震
=ロシア帝国時代=
カムチャツカ半島 (1737年)
サンクトペテルブルク (1840年)
=ソビエト連邦時代=
カムチャツカ半島 (1923年,1952年)
レニングラード (1940年,1977年,1986年,1990年)
千島列島 (1963年)
ダゲスタン(1970年)
=ロシア連邦以後=
ネフテゴルスク村(1995年)
サンクトペテルブルク (2004年)
千島列島(2006年)
カムチャツカ半島(2006年)
チェチェン(2008年)
バイカル湖(2008年)
クラスノヤルスク(2011年)
ケメレヴォ(2013年)
情報源:Wikipedia